思い出たまご(天の川)

記録用

~思い出を卵の殻に閉じ込めて~


『小さな虫の声を聴きながら、満天の夏の星空を眺めている。


キラキラ輝く星達の中に、淡い川の流れを見つけたんだ。


あれが、天の川。

天空の水脈。


恋人達の逢瀬を隔てる川だというけれど、船に乗り漕ぎ出す星の川の、なんて美しいことだろう。


寄り添う二人の瞳にも、きっと同じ光が宿っている。』

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